コメの市場開放と農業の行く末
このところNHKで日本の農業をテーマにした番組を放映している。
先週末はコメを中心とした農産物の輸入自由化について一般視聴者をスタジオに迎えて討論していた。
事実、コメの価格は下がっている。
私の住んでいる地域も、農協からの仮渡価格が30キロあたり6,000円まで下がってしまった。
この金額で計算すると、3反のたんぼで25俵収穫できたとして総額30万円。
この中から用水の使用料や肥料、機械の燃料代や減価償却、農協へ依頼する乾燥などの手数料を差し引く事になる。
田植え機やコンバインを持っていない家ならそれらの作業を外注業者に依頼する事になるが、それら全てを計算するとほぼゼロかあるいは赤字である。
番組の中で、日本人の主食としてのコメの生産を政策で確保するべきかどうか といった議論もされていた。
私が農家の人と付き合っていて感じるのは、多くの農家は生産に関しては専門家だが、流通や販売に関しては全くの素人であるという事だ。
なんの商品でも、最終的に消費者が買ってくれる事でビジネスが成り立っている。
であるにもかかわらず、農家はその流通の部分を完全に他人に依存している。
他力本願という事だ。
農家自身がもっと流通を研究して、自分の作った商品をいかに高く売るかを工夫しなければ生き残れないだろう。
事実、飲食店やネット通販業者と契約している農家では、"○○さんの作ったレタス" などとしてブランド化に成功している。
流通を農協のような時代遅れの組織に依存している農家では、すでに始まっているグローバル化にはとても対応できず、生き残る事はできないだろう。
国の政策に不満を述べた所で状況は何も改善しない。
そもそも国なんていう、もともとあてにならない組織をあてにしている時点で終わっている。
そんな農家は見切りをつけて廃業してもらいたい。
本物だけが生き残れる、 これはいつの時代も同じだろう。
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コメント
moo さん、コメントありがとうございます。
>自営とは怠け心を自ら叱咤して行動させるだけの活力
>前向きな向上心を備えてる人だと今にして悟りました
との事ですが、私の見解は全く違います。
>私はやりたい事があって、定年を延長せずに
退職しましたが、やりたいとかねがね思っていた事に着手する筈が
moo さんがやりたいと思っていた事がどのような事なのか分かりませんが、退職して時間があるのにそれをやらないのなら、それはやりたい事ではないんだと思います。
それは、世間体とか あるいは "これをやれば周囲からよく見られるだろう" という邪心から起こっているだけの事だと思います。
自分が本当にやりたい事って、世間の目とは無関係に心の底から湧き上がって来るものです。
例えばスキーが好きな人なら金曜日、仕事が終わった夜にそのまま出発して週末目一杯滑って月曜日にはまた仕事をするという強行スケジュールだって気にならないはずです。
また、旅行が好きな人なら、出発の朝はどんなに早い時間だって目覚ましなしで自然に起きてしまうはずです。
本当にやりたい事とはそういうものだと思います。
自営業で失敗する人の多くは、本当にやりたい事でなく、"儲かりそうだから"とか、"カッコよさそうだから"という理由で業種を選んでいます。
自分が面白いと思わない事を生業にしても成功するはずはありません。
私は自分が楽しいと思う事を毎日きままにやっているだけなので、別に自分自身を叱咤激励する必要も感じません。
本当に毎日好きな趣味をしているようなものですから。
このコメントが何かの参考になれば幸いです。
投稿: 国定宇宙人 | 2007年10月22日 (月) 12時33分
トラックバック有難うございます
〔自営業者の気ままな毎日〕とあるが
私は自営でやってられる方々をご尊敬申し上げます
私はやりたい事があって、定年を延長せずに
退職しましたが、やりたいとかねがね思っていた事に
着手する筈が、毎日楽するだけに費やしてしまってます
会社員はやれって言われた事をやってるだけだが
自営は自分で自分を律していかなきゃいけない
自営とは怠け心を自ら叱咤して行動させるだけの活力
前向きな向上心を備えてる人だと今にして悟りました
国定宇宙人様も気ままでないと思います!立派です!
肉体的に健康にもかかわらず、遊ぶ事だけに頑張り
本来の目的を疎かにしてる我が身に自己嫌悪です
投稿: moo | 2007年10月22日 (月) 11時45分