2008年8月28日 (木)

誤消去データを復元するには

普段あまり意識する事もありませんが、ハードディスク上に記録されているデータは実は非常に脆く、壊れやすいものなのです。
極端な話ですが、メッセージをよく確認せずに操作すれば、キーを2回押すだけで削除できてしまいます。
また、ドライブの故障によっても全てのデータが一瞬で失われてしまうのです。
落雷によるPCの故障も珍しい事ではありません。
こういった予期しないパソコンのトラブルで大切なデータを失うという事故はパソコンの利用者の多くに起きている事なのです。
そのような消失事故から大切なデータを確保するにはバックアップしかありません。
バックアップとはDVDや外付けHDDなどパソコンに内臓のハードディスクとは別の記録装置にデータをコピーして保存しておく事です。
全く同じものが別々の場所に保管されていれば、火事にでもならない限りその両方を一度に失う事はありません。
しかし、このバックアップも常に行うのは簡単なようで難しい事。
実際に消失事故があった時はバックアップをとってないという場合が多いのも事実です。
消失してしまったそのデータが海外旅行の写真とか重要な二度と手に入らないものであった場合、ハードディスク自体にアクセスできる状態なら復元できる可能性があります。
ただし復元できるのはデータが削除された直後に操作を中止した場合であり、その後長く操作を行ってしまった場合はそれだけ復元できる可能性は低くなります。
消失したデータを復元するには復元ソフトを使用します。
作業するには復元用の別のパソコンを用意する事をおすすめします。
復元したいデータを含んだHDDをパソコンから取り外します。
次にそのHDDを外付ケースに入れるか、またはUSB接続用の機器につなぎます。
作業用パソコンを起動し、それに上記の復元用HDDを接続します。
作業用パソコンでデータ復元用ソフトを起動させます。
ソフトの操作で復旧用HDDから復元したいファイルを指定します。
削除された後、その領域に一時ファイルなどが上書きされていなければほとんどの場合復元が可能です。
バックアップしたDVDなどのメディアの紛失や焼失を防ぐために、オンラインストレージにデータをバックアップするという方法もあります。
オンラインストレージとはプロバイダやレンタルサーバー業者のサーバーにデータを保管する事で、これらの業者のサーバーは火事や地震などに対して対策が講じられているので安全に保管できるという訳です。

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2007年8月 4日 (土)

誤って削除したファイルを復元する方法

ファイルを誤って削除してしまった場合でも、削除した直後に気づいて、そのドライブ(ハードディスク)へのアクセスを中止すれば、復元できる可能性があります。

これを理解するには、パソコンがハードディスクなどの記憶媒体にどのように記録しているかというしくみを理解する必要があります。
かなり専門的な内容なのですが、分かりやすく説明してみます。

ハードディスクは、データそのものを記憶する部分と、そのデータが記録されている場所などの情報を記録した索引部分に分かれています。
パソコンがデータを読み書きする場合、まずは索引部分を読みに行きます。

操作者がワード文書を開くために、"マイドキュメント" フォルダを開いたとします。

そしてその中に
2006年賀.doc
同窓会名簿.xls
緊急連絡網.doc
という3つのファイルがあったとします。

これは、Windowsが索引部分を見て表示しているのです。

索引には、これらのファイルの大きさや実際に記録されているデータ部のアドレス(場所)などの情報が登録されています。

このうち、"緊急連絡網.doc" というファイルを削除したとします。
削除の操作をすると、Windowsは実際のデータ領域には一切触れずに、索引情報からそのファイルの登録を削除するのです。

ファイルをコピーするのに比べて削除が圧倒的に早いのはそのためです。

そして索引が削除されてしまうと、削除される前に存在していたデータ領域の部分は、何もないものとして扱われ、新たにファイルをコピーする操作が行われると、その領域に上書きします。

ですから、誤操作でファイルを削除したとしても、それはあくまで索引を削除しただけですので、その索引が復元できればデータ自体の復元も可能なのです。

また、削除した直後に気づいて使用を中止すれば というのも上記の理由からです。

ですから、データを削除してから処分したつもりのパソコンから情報が漏洩するというのもこういうしくみになっている事を考えれば理解できるでしょう。

ごみ箱に残っているのではないか? と思われたかたもいらっしゃると思いますが、ごみ箱に残るのは自分のパソコンのドライブからファイルを削除した場合であり、サーバーのように、ネットワークでつながっているディスキ(リモートドライブ)の場合ゴミ箱に入らずに削除されるのです。

とにかく、誤操作に気づいた時点で冷静で対処するのが大切です。

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2007年6月 8日 (金)

ハイブリッドHDD

最近、ハイブリッドHDDというものが出荷開始されました。

ハイブリッドHDDとは、ハードディスクとフラッシュメモリ(USBメモリやSDカードのメモリ部分)を組み合わせる事で両者の特性を最大限に発揮させるというものです。

従来型のHDDより改善されているポイントとして「アクセス速度の高速化」「消費電力の低減」「耐衝撃性の向上」が挙げられます。

HDDは大容量を低いコストで実現できるため、PCの記録装置として定着しています。
しかし、データの読み書きの際に、ディスクの回転やヘッドの移動など機械的な動作が発生するため、どうしてもアクセスにある程度の時間がかかります。
また、精密機械であるため振動・衝撃に弱いなどの弱点があります。

一方のフラッシュメモリは、このところ急速に大容量化と小型化が進み、価格も下がってきています。
そこで、HDDの弱点を補うためHDDとフラッシュメモリを組み合わせるという発想の元に開発されたのがハイブリッドHDDなのです。

フラッシュメモリは動作時に電力もほとんど使いませんし、アクセスも高速ですから、使用頻度の高いファイルをフラッシュメモリに置いておくという使い方をする事でアクセス速度の向上と消費電力の低減の両方を同時に実現できるのです。

特にノートパソコンの場合、このハイブリッドHDDを搭載する事でバッテリでの駆動時間を延ばす事ができます。
また、HDD本体へのアクセス回数が減るためにHDDドライブの寿命が伸びる事も利点の一つです。

近い将来、新たに出荷されるパソコンにはこのハイブリッドHDDが標準で搭載されるようになるかもしれません。

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